・東武ファンフェスタに行ってきた
今年はデジイチを持参せずにフラリと行ってきました。
東武と三鉄のコラボシャツは売り切れていたので、カレンダーを買って
帰ってきました。
今年1年間はみなみだったので、来年はあかなのシフトで。
・TRANSATLANTIC『MORE NEVER IS ENOUGH』を観たよ
『THE WHIRLWIND』ツアーから2枚目のライヴDVDがリリースされていたので
目白のCD屋で買ってきた。前作のロンドン収録のDVDを買っていなかった
ので、特に迷うことなく購入を決意したわけですが、圧巻。
見た目冴えない禿げたおっさん、偏屈者のじっちゃん、その辺のアンチャン、
どうみてもメタラーな太鼓叩き、太鼓叩きが連れてきたヘルプのギター
という編成。
このツアー、目玉は何と言っても『THE WHIRLWIND』の完全再現なワケですが
79分間ほぼ通しでやりきってしまうのだ。実を言うと、このアルバムはCDで
聴いたときはピンと来なかったのだが、ライヴでは一層タイトになっていて
CDに録音されたものとは一味違った印象を受ける。
ドリムシファンは、ここでのポートノイのことをどう思っているのだろうか。
その辺の層を開拓できれば、来日という線も見えてきたりはしないのだろうか。
MARILLIONの来日は諦めているが(どうしても観たくなったらイギリス行く)、
TRANSATLANTICはまだあり得るんじゃないかと思っている。
・今週のプレイリスト
TRANSATLANTIC『MORE NEVER IS ENOUGH - LIVE @ MANCHESTER
AND TILBURG 2010』
IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE『IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE』
Christian VANDER『JOHN COLTRANE I'HOMME SUPRELME』
2DVD+3CDで5000円。安すぎる。
プログレ界隈の人間は、ワリとクセのある人(オブラートに包んだ)が多い
という印象だが、クリスチャン・ヴァンデもその中の一人に含まれるだろう。
ジョン・コルトレーンの死にショックを受けて、イタリア放浪を始めるのが19歳
の時だ。その2年後、"啓示"を受けて、MAGMAを結成する。MAGMAは
ヴァンデが創作した言語(コバイア語)を用いたオリジナリティ、オペラチックな
コーラス、強靭な音楽性を有するバンドに発展する。
この出発点が、ジョン・コルトレーンのサックスなのだ。
ヴァンデは、コルトレーンのサックスが後追いを思いとどまらせた、と書いて
いる。どれだけ敬愛してんだという話だが、MAGMAのライヴを観たことのある
人間としては感謝せざるを得ないし、そこまでのめり込める音楽に出会えた
ことが羨ましくもある。
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