2011年12月4日日曜日

永遠の厨二病


・東武ファンフェスタに行ってきた
今年はデジイチを持参せずにフラリと行ってきました。
東武と三鉄のコラボシャツは売り切れていたので、カレンダーを買って
帰ってきました。

今年1年間はみなみだったので、来年はあかなのシフトで。


・TRANSATLANTIC『MORE NEVER IS ENOUGH』を観たよ
『THE WHIRLWIND』ツアーから2枚目のライヴDVDがリリースされていたので
目白のCD屋で買ってきた。前作のロンドン収録のDVDを買っていなかった
ので、特に迷うことなく購入を決意したわけですが、圧巻。

見た目冴えない禿げたおっさん、偏屈者のじっちゃん、その辺のアンチャン、
どうみてもメタラーな太鼓叩き、太鼓叩きが連れてきたヘルプのギター
という編成。

このツアー、目玉は何と言っても『THE WHIRLWIND』の完全再現なワケですが
79分間ほぼ通しでやりきってしまうのだ。実を言うと、このアルバムはCDで
聴いたときはピンと来なかったのだが、ライヴでは一層タイトになっていて
CDに録音されたものとは一味違った印象を受ける。

ドリムシファンは、ここでのポートノイのことをどう思っているのだろうか。
その辺の層を開拓できれば、来日という線も見えてきたりはしないのだろうか。
MARILLIONの来日は諦めているが(どうしても観たくなったらイギリス行く)、
TRANSATLANTICはまだあり得るんじゃないかと思っている。

・今週のプレイリスト
TRANSATLANTIC『MORE NEVER IS ENOUGH - LIVE @ MANCHESTER
              AND TILBURG 2010』
IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE『IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE』
Christian VANDER『JOHN COLTRANE I'HOMME SUPRELME』

2DVD+3CDで5000円。安すぎる。
プログレ界隈の人間は、ワリとクセのある人(オブラートに包んだ)が多い
という印象だが、クリスチャン・ヴァンデもその中の一人に含まれるだろう。
ジョン・コルトレーンの死にショックを受けて、イタリア放浪を始めるのが19歳
の時だ。その2年後、"啓示"を受けて、MAGMAを結成する。MAGMAは
ヴァンデが創作した言語(コバイア語)を用いたオリジナリティ、オペラチックな
コーラス、強靭な音楽性を有するバンドに発展する。
この出発点が、ジョン・コルトレーンのサックスなのだ。

ヴァンデは、コルトレーンのサックスが後追いを思いとどまらせた、と書いて
いる。どれだけ敬愛してんだという話だが、MAGMAのライヴを観たことのある
人間としては感謝せざるを得ないし、そこまでのめり込める音楽に出会えた
ことが羨ましくもある。

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