拾え 拾えば 拾うとき

今日からは有刺鉄線を外す作業を始めました。雪が少ない地域は有刺鉄線を外す必要など無いでしょうが、雪深い地域では雪の重みに耐えきれず切れてしまうので外します。電気牧柵なら話は違うのでしょうが。

有刺鉄線を外す作業をしていると、どこからともなくミャーという鳴き声が聞こえてきます。こんなところに野良猫なんていないんだけどな、と思いつつ、仕事終わりから探してみると、段ボールが初めに見つかりました。なるほど、捨て猫ですか。草むらから何とか2匹を捕獲しました。もう1匹は逃げたので、明朝に明るくなってから探します。

体長は15 cmほどで、生後1ヶ月程度ではないかなと推測しています。とりあえず子猫用のミルクを与えて、暖かい部屋に入れています。

どういう経緯で人里離れた牧場に捨てたのかは分かりませんが、やるべきことを怠った結果、その責任を誰かに押し付けるというのは如何なものでしょうか。ところで、僕は到底飼いきる自信が無いので、絶賛里親募集中です。