2007年9月5日水曜日

NEW TROLLS『CONCERTO GROSSO PER I NEW TROLLS』

・英語で書く件
1週間のうちに、“これぞ”というテキストを英訳してみようと思います。
今週末はひきこもりになる可能性が高そうだから、やってみる。
勿論、日本語のテキストも書きます。

・CDインプレ
NEW TROLLS『CONCERTO GROSSO PER I NEW TROLLS』












リンク先は現在手に入れやすい『コンチェルト・グロッソ1&2』です
(写真は『CONCERTO GROSSO PER I NEW TROLLS』のもの)。
イタリアン・プログレでは外せないNEW TROLLSの傑作。これも
クラシック(オーケストラ)とロックの融合を図っているな(9/3参照)。

これでもかと盛り込まれたドラマ性を支えているのは、バンドの持つ
クラシック面とロック面だろう。前者は弦楽器により奏でられる甘美な
響き、そして分厚いコーラスと歌メロが醸し出す哀愁感がそうである。
持ち前のバカテク具合を炸裂させれば、後者を強調することは
容易いだろうが、バンドの本質はこちら側にあるような気がする。

改めて言うことでも無いのだが、高い次元でのクラシックとロックが
融合がなされている。弦楽器、フルート、ピアノ、ヴォーカル、
メロディ、リズム・セクションと様々な要素が激しく絡み合いつつも
完成度の高い音楽と成り得たのは、イタリアの音楽性がもたらした
奇跡と言う他に無い。

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