・平日は更新しないとでも思っているんじゃないのか
そんなこたぁない。
・CDインプレ
STEVE VAI『SOUND THEORIES VOL. I & II』
真の意味でプログレッシヴなギタリストである、スティーヴ・ヴァイの
2年ぶりの新譜は、オーケストラとロックの融合ということでした。
このコンセプト自体は目新しいものではなく、イングヴェイ様ですら
10年前に通過していますし、ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
なんて30年以上前のバンドですし。THE ENIDはちょっと違うか。
ということで、今回のコンセプトの何処に新規性があるのかというと、
「僕が作曲家だ、ということだよ。(中略)勿論、僕は自分で総ての音楽を
作曲する。」ことにある[1]。つまり、オーケストラのパートまでをも
自ら作曲した、ということらしい。
ぶっちゃけて言ってしまえば、リスナにとってそんなことは瑣末な話で
あって、ヴァイのカテゴライズし難い、捩れた音を楽しめれば満足なの
だと思います。2枚組のVol.Iはヴァイの以前からの曲を(「Liberty」と
「For The Love Of God」が特に素晴らしい)、Vol.IIはコンポーザ
としての能力をフルに発揮して、壮大なスケールの音楽をプレイしている。
[1]Burrn!9月号 p.19 (2007)
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