タモリ『タモリ』

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タモリ『タモリ』











これを本家の方(つまり音楽)で扱うべきなのか、若干迷ったのだが、
こちらで取り上げてみる。77年にリリースされたモノの再発です。

A面はタモリのネタがズラッと並ぶ。ハナモゲラ、という実在言語で
それっぽく話してはいるが、実は適当に発音しているだけの話芸や
中州産業大学 芸術学部 器楽科のタモリ教授が語る「日本ジャズ界の
変遷」が必聴。ところで、「め」を逆に読んで「えーめ」と発声する
のは、『「め」の子音に「ー」を付加して「えーめ」』と言うが、
「え」は母音だよなぁ。

B面は一層カオス感が増す。ハナモゲラで四人麻雀を打ったり、武蔵
と小次郎シリーズ(part1～5まである)と続く。好きなのはpart4の
アフリカ民族音楽"ソバヤ"である。アフリカ音楽独特のリズムに乗り
ながら、「ソバヤ ソバーヤ」が連呼される。

芸人としてのスタート地点が既に違っている、という印象があって、
その辺の雰囲気はウィキをザッと読むだけでも分かると思う。
そんじょそこらの芸人とは訳が違うぜ!