2008年2月26日火曜日

MATS/MORGAN BAND『HEAT BEATS LIVE』/SAMLA MAMMAS MANNA『MÅLTID』

・今月もロクに書かないまま月末を迎えた件
ここに愚痴を書いても何も始まらない。だがあえて例えるなら、アストロ
球団の明智球七役をやっているようなものだ。上司が球八役(球七を
文字通り丸投げするだけ)。そういうワケで(どういうワケだ)、寿司食べ
放題に行って、60貫(皿に換算すると30皿か)食べてしまっても仕方が
無いのではないだろうか(反語)。

で。こういう括弧つきの文章をたまに月報で書いてしまう。良い子の
皆は真似しちゃダメだぞ。

・たまに聴くならこんなバカテク
スウェーデン特集というつもりではないが、MATS/MORGAN BAND
『HEAT BEATS LIVE』と、SAMLA MAMMAS MANNA『MALTID』を
セレクトしてみた。

MATS/MORGAN BAND『HEAT BEATS LIVE』











フランク・ザッパの系譜(HR/HM系では、スティーヴ・ヴァイやテリー・
ボジオを輩出している)で語られる、マッツ・エーベリー(key)とモルガン・
オーギュレン(ds)のバカテク・コンビによるライヴ盤+DVDを聴いた。

『ON AIR WITH GUESTS』を聴いて、彼らにのめり込んだ者としては
ライヴにこそ真髄が発揮されるのだな、と再確認した。相も変わらず
弾きまくりの叩きまくりでありながら、ちゃんと曲として成立していると
言うか、ある種のお笑いにならずにリスナを音の洪水に流してくれる。

DVD目当てで買った人も多いのではないだろうか(僕もその1人)。観て
いると、モルガンばかりにスポットが当たっているようだが…。さんざん
既出の、フレドリック・トーテンダルとの「Sol Niger Within」も収録され
ている。

SAMLA MAMMAS MANNA『MÅLTID』











73年リリースの2nd。邦題は『ごはんですよ!』。
解説でも引き合いに出されているが、AREAのトラッド色とテクニックは
共通しているように思う。M-1「Dundrets Fröjder」に、このバンドの
全てが入っていると言っても過言ではないだろう。

時折入る奇声が何ともよろしゅうございます。奇声というと、FOCUS、
MARILLION(Fishヴォーカル期)あたりが思い付くが、プログレ四天王で
奇声って入らないな。

閑話休題。キーワード的に言ってしまえば、超絶ジャズ・ロックなの
ですけど、ひねくれ度合いやユーモラスさが、このバンドの面白みに
つながっている。因みに、僕は高速ユニゾンマニアなので、上記M-1の
ギターとエレピとのユニゾンだけで大満足なのです。

・今週のプレイリスト
SAMLA MAMMAS MANNA『KLOSSA KNAPITATET』
SAMLA MAMMAS MANNA『FAMILJESPRICKOR』
COMBINATION HEAD『PROGRESS?』

サムラはもうちょっとだけ続くのじゃよ。
COMBINATION HEADは
英国産CAMEL~EL&P系バンドの2nd。これも良い。

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