2008年5月25日日曜日

THE PINEAPPLE THIEF『WHAT WE HAVE SOWN』

・I研名物"夜瑠気魔血"
学生時代に研究室で「やる気待ち」というのが流行っていた。
サーフィンに波待ちというのがあるが、これは実験をする気が起きる
まで文献調査という名のネット循環をする、という端的に言えばサボリ
なのだが。サボリが流行る研究室ってどうなんだ。

・CDインプレ
THE PINEAPPLE THIEF『WHAT WE HAVE SOWN』











英国産メランコリック・オルタナとでも言えば良いのだろうか。
陰鬱としたPORCUPINE TREE系としてしまっても良いのかもだけど、
RADIOHEADの方が影響強いかな、と思わせる、そんなバンドの
6thアルバム。

オススメはタイトル・トラック(28分くらいの曲だが)。ドラムがリズムを
刻み、やがてベースとギターが絡みだす。それまでとうって変わった
ヘヴィなリフが続く。反響音と鍵盤の静パートに移り、7分くらい
経ってからヴォーカルが入る。この後も、ゆるやかに動と静のパートを
入れ替えながら展開していく。

目新しさは特に無いのだけど、脆く儚げな音を聴かせるバンドって
そうそう多くは無いので、これからもこのバンドを追いかけてみる。

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