2015年12月30日水曜日

Where We Start

・ガチ秘境探検部 in 青ヶ島~実行(青ヶ島2日目から東京)~
0450起床
空を見上げると、雲が少ない。これはチャンスとばかりに
撮影準備をして、東小屋までやって来た。








準備しているうちに、雲がドンドン流れてきて御覧の有様だよ!








方角を変えてみてもダメだった。八丈島でそれなりに撮れてしまったし
翌日にもチャンスはあるので。気を取り直して朝飯だ。








ひんぎゃで温めたパックの米と、サバ味噌煮缶をシェラカップで
加熱したもの。加減が分からなかったが、蓋を少し開けて
30分ひんぎゃに放置したら十分だった。そしてここで来客。








夕飯のときに来たのと違う猫だ……。塩っ気がキツイ気もするが
サバをお裾分けした。食後のコーヒーを飲みながら、行動を策定する。
大凸部行きは確定だから、途中には屋敷跡、信号、尾山展望公園といった
辺りか……。あとは役場で水を汲むか。

0755出発
快晴!外輪山まで出る道で汗をかく。夏か!
風もないため、八丈島方面を眺めても白波が立っていない。
いわゆる一つのベタ凪だ。ぐぬぬ……。








屋敷跡の標識を見て、下りていく。
石垣があるだけですねぇ。










島唯一の信号。
ここを左折して、尾山方面へ向かう。真っ直ぐ行くとGSとか酒店がある。








尾山展望公園から。写真を追い込んでいくと、自分のテントが
見えるな。








北北東に八丈島。








東台所(とうだいしょ)神社へ向かう。曰く付きの神社だから
撮るのは止めておこう。ここから大凸部へ向かう近道は
東台所神社の参道を下りていくわけだが、玉石を積み上げて
あるだけでなく、苔むしているため、非常に歩きにくい。
参道を下りてくると、すぐ脇にある大凸部へ向かう道を上る。








歩いてきた道を俯瞰できる。標高423 mとは言え、絶景である。








二重カルデラを眺望し、御満悦。








三角点で記念撮影。
大凸部登山口へ下りていくが、途中で財布がないのに気づく。
しかし翌日はテント撤収することを考えると、お土産は買っておきたい
ところ。しょうがない、テントまで戻るか。

昼飯にラーメンを食べ、再び集落へ。青酎と塩羊羹を買って、
神子ノ浦(みこのうら)展望でボーっとした。

1430 テントへ戻る。
出来うる限り食材は消費しておきたいので、メニューを考える。
スティック餅、スパム缶、のり。どう調理しても健康的という
言葉からは程遠いなぁ。重い足取りで炊事棟へ向かう。
とりあえずフライパンで焼いてみたが、餅をフライパンで焼くのは
止めた方が良いと思う。食後にコーヒーを飲みながら空を見る。
星空なぞ微塵にも期待できそうにないので、寝る。

雨音で目覚める。0630まで寝ることにする。
0630 起床。条件付きで出港とのこと。
いやらしいことに、1時間くらいの間隔で、雨が止んだり降ったりする。
ひんぎゃでパック米とレトルトカレーを温め、食べながら行動を策定。
雨が止んでいる間にテントを撤収してしまうかー。大人ケ凸部へ
行ってみようという計画もあったのだが、まぁそれは良いだろう。

炊事棟へ荷物を移しながらパッキングを始める。
時折、雨が降ったので良い選択であった。

三宝港で時間つぶし。








待合所(だったのか)にて。










晴れと曇りが入れ替わる天気。波は荒いが。








着港時は曇り。
八丈島へ着港。ここまでもそれなりに揺れたが、行きのことを
想えば、大したことはなかった。着いてからwifi経由で宿を探そうと
思ったら、httpsにアクセス出来ないです。というワケでトボトボ
歩いていると看板が見えたので突入。夕飯なし、朝飯つきで
5500円。悪くない。

八丈ストアまで歩こうかなと外へ出るが、雲行きが怪しいので
自販機でカロリーメイトを買って退散。海苔にごま油を塗って
食べる。

翌朝。アジの干物、ウィンナ、漬物、生卵、米、みそ汁、煮物。
0820 快晴。風はあり、波は立っている。








実に良い天気であった。








甲板で撮ったが、波はあるので難しい。

このようにして、今回の船旅は幕を閉じた。
12月の青ヶ島往復を船で、かつ予定通り遂行できたのは
運が良かったとしか言いようがない。波は荒かったので
船酔いする人はヘリ予約で頑張るしかないのだろうが。

シリーズ冒頭にも書いたが、テント泊パッキングを見直す
ポイントを掴んだ。野営場で知り合った人と繋がりが出来た。
いつだって、始まりは終わりへ向かい、終わりは始まりへ
向かっている。

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