有刺鉄線の上で

このところ朝晩が涼しく、もう秋だなと感じます。流石に日中は暖かく
なりますが、朝はフリースの上着を羽織ります。牛の適温が15 ℃である
そうなので、牛にとっては快適なのでしょう。すると、放牧地にいる
牛達は草を食み、水を飲み、塩を舐め、寝るというサイクルを繰り返し
ます。このサイクルが回せていない牛は、不健康である可能性が高いと
言えます。そのような牛がいないかを探すのが、僕達の仕事になるワケ
です。

足を痛めている牛は先日治療したばかりなので、今日は異常なし。次に
有刺鉄線を張る作業を行いました。1つの牧区が14 ha程度なので、
およその距離感は把握できるかと思います。先日の続きなので、午前と
午後に分けて約100 mにわたって、3段の有刺鉄線を張りました。
牛が逃げ出さないように張っているので、ある程度のテンションが掛から
ないと意味を成しません。それなりに体力を消耗する作業ですし、雪に
備えて外してある有刺鉄線を草むらから引き上げることも重労働となる
一因です。

午後はバイクの保険について連絡がありました。もう更新の時期ですね。
それと実家に置いてある原付を廃車にしたという連絡でした。オイルが
漏れるということで持ち込まれたそうですが、直すよりは……。という
ことのようです。名義人は父にしてあるのですが、元々は僕が学生時代に
乗り回していたライブDio Sです。2001年の夏からなので、16年ですね。