2010年2月13日土曜日

Richard Sinclair & Alex Maguire DOUBT@STB 139

・ライヴレポ
Richard Sinclair & Alex Maguire DOUBT@STB 139 '10 2/10

カンタベリ、カンタベリって言うけど、音楽的共通点なんて見当たら
ないワケで、要は人脈で括っているのかと気づいて、アレコレと聴き
始めたのが去年の後半。

紙ジャケで出ていたCARAVANをなんとなく買ったあたりで、Richard
Sinclairが来日するっぽいという噂が。CAMELでの活躍も知って
いたので、じゃあ見物に行くかと、ギロッポンはSTB139まで。

人いねぇ。前のボジオの時は大混雑だったが。というワケで、
シンクレアをかぶりつきで見物できることに。流石に演奏開始直前では
それなりに座席は埋まっていました。

さて本編。
おもむろにステージに登場したシンクレアは、太鼓担当のビアンコと
"カンタベリ・ミュージッ ク"をポツポツと演奏し始める。正直、この辺の
曲は初見(初聴)なのでよくわからないが、『IN THE LAND OF
GREY AND PINK』から「Golf Girl」をやったのはわかった。

約30分間、シンクレアとビアンコのコンビで演奏した後、マグワイ アと
ギターのデルヴィッレ(ちょっと読みが違うかも)が合流。ここで、
シンクレアがベースに持ち替え。座った位置に寄るかもだが、全体の
音像としては、太鼓の音が手数多め、ベースが手数は少なめだが
音圧高め、シンセはそれなりに、ギターが殆ど聴こえてこなかっ た。

後半戦はシンクレアを除くメンバが登場して(あとでシンクレア合流)、
アルバムから数曲。ギターと鍵盤が弾き倒すカンジではないので、
フリーキィに叩き続けるビアンコのプレイとあまり合っていないように
感じた。フリー・ジャズは聴いたこと無いので良く分からないのですが
そういうものなんですかね。少なくともトリオとしての一体感みたいな
ものは無かったような。でもシンクレアがそこに合流する と、しっくり
くる不思議。ビアンコもシンクレアが合流したら、途端にテンションが
上がって、汗をかきながら凄い楽しそうに叩いていた。

マグワイアは体調が良くなかったのか、アンコールにも登場せず。
シンクレアを見物に行ったので、その目的は達成できたかなと。
相変わらずの飾り気は無いが透明感のあるヴォーカルだったし、
ベース兼ヴォーカルは腹が出るという原則も確認できたし。

天才再登場の件
去年のUKZは流したのですが、Marc BonillaとBilly Sheehan、Marco
Minnemannと実力者揃いなので見逃せ無 いなぁ。

・今週のプレイリスト
CARAVAN『IN THE LAND OF GREY AND PINK』
V.A. 「できるかなって☆☆☆」
麻生夏子「Perfect-area complete!」
milktub「バカ・ゴー・ホーム」

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